3月に暴風雪が続く理由

健さん

2013年03月23日 06:47

北海道では3月になっても毎週のように暴風雪が続いています。

北海道新聞の22日朝刊の記事に、その理由が書いてありました。


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記事によると、札幌管区気象台の分析として、北海道の冷気と本州以南で生じている暖気の寒暖差が、強力な低気圧を発生させているとのことです。

なんでも、3月に入ってから本州以南に平年よりも暖かい空気が流れ込んでいて、シベリア大陸からの冷たい空気と南からの暖気がぶつかる際に、強い低気圧が発生しやすくなっているそうです。
さらに日本気象協会によると、今後1カ月は道内と本州で大きな寒暖差が生じやすく、低気圧の急速な発達に警戒が必要とのこと。

なぜ「本州以南に平年よりも暖かい空気が流れ込んで」いるのかについては、記事に書いてありません。

例のラーニャ現象が原因なのかと思い調べてみましたが、気象庁が3月10日に発表したエルニーニョ監視速報(No. 246)によると、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生しておらず、今後も春から夏にかけて発生しない可能性が高いそうです。

依然、なぜか分からず、もやもやが残っています。

ところで、3月の札幌市の積雪量の推移ですが、気温が高くなり雪が解け、積雪量がやっと100㎝前後になると、また雪が降って積雪量が増える、ということを数回繰り返しています。

・今朝(3月23日)の庭の雪



・2月28日の庭の雪



3週間前と比べても、少ししか減っていません。

「本州はサクラが咲いているというのに、今、何月だと思っているんだ。」
「雪、いつなくなるんだろう?」

職場では、そんな会話があちこちで聞こえてきます。
今、話題のキーワードですね。

・札幌市の降雪量と積雪量(3月22日現在)



今期の累積降雪量は昨年の1.7倍、618㎝。



積雪量は昨年の約2.5倍、108㎝。

来週からの予想では、最高気温が3~8度で経過するそうですが、雪だるまと雨マークが続きます。
まだまだ雪に閉ざされるのか、あるいは雪解けが進むのか、不透明です。



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