百花繚乱 その10 座れば「牡丹」

健さん

2013年07月16日 00:01

立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合の花。

美人を形容する言葉として、皆さんご存じのこの言葉。

我が家には、それら3種の花が咲きます。

1年の中で、最初に咲くのは、「座れば牡丹」の牡丹です。

家の場合は、赤と白、ピンクの牡丹が順に咲きます。

以下の画像は、いずれも6月11日に撮影したものです。


・白い牡丹



白、赤、ピンクの中でも私が一番好きなのは、白い牡丹です。

本当に綺麗です。派手な花なのに、白い牡丹だと清楚で涼しげなイメージも追加されて、一層、美しく感じます。


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では改めて、咲く順番に牡丹を見てみましょう。

最初に咲くのは、紅色の牡丹です。

・紅色の牡丹







夕方に撮影したので、暗い画像になっているのが残念です。

紅色の牡丹は、派手で優美という印象です。

次に咲くのが、白い牡丹です。

・純白の牡丹



昨年の大雪で、一番太い幹が折れてしまい、周囲の枝にしか咲いていません。

来年は、もっと花がつくといいなぁ。





牡丹という花は、やはり横側から見た方が綺麗です。

座れば牡丹、の由来は諸説ありますが、座ってみたときが一番きれいだから、とする説に、私は賛同します。

この牡丹、先日の記事で紹介した本「新北海道の花」には載っていません。

少なくとも、北海道では野生植物ではないということです。

仕方ないので、ネットで得た情報を載せておきます。

・牡丹

原産地は中国西北部。元は薬用として利用されていたが、盛唐期以降、牡丹の花が「花の王」として他のどの花よりも愛好されるようになった。
たとえば、『松窓雑録』によれば、玄宗の頃に初めて牡丹が愛でられるようになったものの、当時は「木芍薬」と呼ばれていたと記載される。(以上、ウィキペディアより抜粋)

特徴

・ビワモドキ目ボタン科ボタン属

・樹高は原種で3m、接木で作られる園芸品種で1-1.5m

・原種は8種、1亜種、2変種、1変型。

(以上、ぼたん協会調べ。ぼたん協会のHPはこちら。)

花のサイズは、少なくとも10~15㎝はあろうかという、大きな花です。

もう一つ、牡丹という名の由来として、私は、花が最後に、ぼたっ、ぼたっと落ちるからじゃないかと思っています。

そんな由来、誰も言っていないのだけれど、この花は、最後に花の形をしたまま、地面にぼたっ、ぼたっと落ちるのです。

だから、ぼたん。

実際に見ていると、それが本当の由来じゃないかと思うのです。


最後に、桃色の牡丹を見てみましょう。

・桃色の牡丹





桃色も綺麗です。

さてさて、「座れば牡丹」の花、いかがでしたでしょうか。

来年は、もっと美しさが伝わるように写してみたいと思います。


*牡丹と言えば、やはり、高倉 健さんの唐獅子牡丹も、忘れてはいけません。





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