薪の乾燥 重量比較 1

健さん

2012年09月19日 06:20

かねてより行いたかった実験をすることにしました。

それは、「薪の乾燥重量の変化について」です。

ブログを見ていると、既に調べている方もいますが、我が家の場合はどうなのか知りたかったのです。

自由研究みたいで、楽しみ~。


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1 目的

 薪の乾燥場所や乾燥時間、薪の種類により、乾燥重量の推移に違いがあるか調べる。

2 方法

エゾマツ、クロマツ、シラカバ、ハンノキを各々2分割して、屋外と屋内(車庫)に一つづつ置き、1か月ごとに重量を計測する。

3 サンプル

サンプルの種類と重量です。0.1kg単位で計れるバネ秤の体重計を使用しました。



(1) エゾマツ







(2) シラカバ





(3) クロマツ







(4) ハンノキ















(5) ハンノキ









*木口はすべてのサンプルで撮りましたが、写真が多すぎるので一部だけ掲載します。

4 保管場所と保管方法

 サンプル1~5の奇数番号を屋外に保管し、偶数番号を屋内に保管します。

(1) 屋外

 

 上には雨が当たらないようにして、駐車場に積みます。

(2) 屋内(車庫)



車庫内にすのこを敷いて積みます。

5 予想

(1) 保管場所(屋外と屋内)

屋外の方が風通しが良いので、屋内よりも早く軽くなる。
ただし、屋外と屋内での重量の差は、含水率は最終的に完全乾燥させると一定になるそうなので、どの薪も最終的に屋外でも屋内の重量差は大差なくなる。

(2) 重量減少率

水をたくさん含んでいる木ほど、最終的に重量の減少率が高くなると思うので、エゾマツの重量減少率が一番高く、ついでクロマツ、ハンノキ、シラカバの順である。(割り心地からなんとなく)

(3) 乾燥期間(重量がほぼ変わらなくなるまでの期間)の比較

乾燥期間は1年半で重量変化がほぼ変わらなくなる。(2年乾燥が良いとよく言われているから。)

変化しなくなるまでの期間は、エゾマツが一番早く、クロマツ、ハンノキ、シラカバの順。
これもなんとなく、割ったときの感覚と、マツとシラカバを2年乾かしてから使ったときの重さの印象から。ハンノキは記憶にないので、適当に間に入れてみた。


(4) 燃え方

どの種類の薪も屋外保管の薪の方が、油が抜けるので製材に近くなり、よく燃えて早く燃えつきる。

木の種類で考えると硬さ=密度⇒割りやすさの印象からと考えると、マツが早く燃えつき、次いでハンノキ、シラカバの順に燃えつきる。いや、シラカバ、ハンノキの順かも。よくわかりません。

さてさて、今後、どうなるでしょうか。


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