今年の夏はバーナー沼とランタン沼。(1)きっかけ

健さん

2013年09月11日 05:49

今年の夏は、ランタンやバーナー関係のものを結構、買いました。

その世界に手を出すと物欲もお金も止まらなくなるという、キャンプの世界で「沼」と言われているディープな世界です。

手を出すには高価すぎる世界ですし、正直、あまり魅力も感じていませんでした。

それなのに、今年、どうして手を出してしまったのか?

それは、ある出来事がきっかけでした。



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そう、それは7月のある日の事です。

その日、私は車庫にあるキャンプ道具を引っ張り出して、整理していました。

車庫の奥に何カ月も放置していたランタンがあったので、それも車庫の外に出すことにしました。

私はランタンケースの取っ手を持って歩き出しました。

すると、聞き慣れない音がします。


「カシャン。」「カシャン。」

何の音だろう。

気になって、ランタンケースを開いてみました。

「?????」

なんていうことだ。

割れている。

ランタンのホヤが割れている!(ホヤ=今はグローブと呼ぶそうです。)

何で?

ケースに入っているのに何で割れてるの?

しばし呆然として、ゆっくりと時間が流れました。


事態を理解して記憶を辿ってみると、そういえば、思い当たることがありました。

薪の整理をしているときに、適当に薪の上に置いていたランタンケースが地面に滑り落ちたことがあったっけ。

それか~(泣)

ハードシェルケースに入れていたので、中で割れるなんて思っていませんでした。

もう30年以上使っていますが、ホヤが割れた経験はありません。

それくらい、黄色のハードシェルケースも、中のホヤも丈夫だったのです。

それまでにも何度も落としたり、ぶつけたりしていますが、ホヤが割れるなんてことはなかったので過信していたのでしょう。

これが、冷静になってからランタンを取り出して撮影したホヤです。



見やすいように、バックを白にしてもう一度撮影しました。



オリジナルのパイレックスのホヤです。

これが現在は販売されていないなんて、この時は知りませんでした。

ただ、親父と一緒にキャンプしていたときから使っていた、私にとっては大切なランタンです。

親父が亡くなってからは、形見のようにも思っていた品でした。

だから、割れたショックは大きかったです。

大切に使って、きちんと甥っ子達に引き継いでいくべき品です。申し訳なさでいっぱいです。

ちなみに、うちのランタンはコールマン 200A 78年9月製です。






マニアさんたちと違い、手入れも殆どせずにずっと現役で使っている実用品です。

傷だらけ、煤だらけのランタンですが、虫除けとして蛾などをサイトの外に集めたいときとか、サイト全体を明るくしたいときに、とても良い仕事をしてくれる、頼もしいランタンです。

それに姿や色も可愛くて良いです。

ああ、どうしよう、壊しちゃった。

新しいホヤを買わなくちゃ。

このときは交換すれば良いだけだと簡単に考えていました。

しかし、ここから、今年の夏のランタン沼、ストーブ沼が始まりました。

(続く)

*長い話になりそうなので、不定期連載とさせて頂きます。

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