高倉健さんの本が届いた。

健さん

2015年03月16日 01:14

今日、健さんの本がまた1冊届きました。



文藝春秋 2月9日発行です。

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この本は高倉プロモーションが全面協力して作られた本だけあって、今までの追悼本には書かれていない話しが沢山書いてあります。

なかでも、養女 貴さんが書いた特別手記「高倉健というプライド」と、スペシャル対談「高倉健×国谷裕子(クローズアップ現代キャスター)」の記事が心に響きました。

詳細は書けませんが、心に留まった言葉の一部を書きます。

貴さんの手記より~

「高倉にとって”死”はタブーではありませんでした。むしろ、命の燃やし方、持ち時間を意識する上で大切な要素であったような気がします。」

「競わず、群れず、琴線に触れる何かを求め続けた高倉が...(後略)」

最初のページに書かれたこれらの短い言葉が、健さんの本質を言い当てているように感じました。

あと、気に入ったのは、国谷キャスターとの対談で語られたこの言葉。

「はい、いい風に吹かれていたいですよね。きつい風にばかり吹かれてると、人に優しくなれないです。だから、いい風に吹かれるためには、自分が意識して、いい風の吹きそうな所へ自分の体とか心を持って行かないと。じっと待ってても吹いてきませんから。吹いてこないっていうのが、この頃分かってきましたからね。」

この対談は2001年だから、健さんが45歳のときの言葉です。

他にも色々な面を見せる健さんが、この本に書かれていました。

読後、私は自問しました。

私は今、人に優しいだろうか。

そして、この本に書かれている健さんほど誠実か、仕事にプライドを持っているか。

私には何があり、何がないのか。

色々、考えさせられる本でした。

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