高倉健さんの本が届いた。
今日、健さんの本がまた1冊届きました。
文藝春秋 2月9日発行です。
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この本は高倉プロモーションが全面協力して作られた本だけあって、今までの追悼本には書かれていない話しが沢山書いてあります。
なかでも、養女 貴さんが書いた特別手記「高倉健というプライド」と、スペシャル対談「高倉健×国谷裕子(クローズアップ現代キャスター)」の記事が心に響きました。
詳細は書けませんが、心に留まった言葉の一部を書きます。
貴さんの手記より~
「高倉にとって”死”はタブーではありませんでした。むしろ、命の燃やし方、持ち時間を意識する上で大切な要素であったような気がします。」
「競わず、群れず、琴線に触れる何かを求め続けた高倉が...(後略)」
最初のページに書かれたこれらの短い言葉が、健さんの本質を言い当てているように感じました。
あと、気に入ったのは、国谷キャスターとの対談で語られたこの言葉。
「はい、いい風に吹かれていたいですよね。きつい風にばかり吹かれてると、人に優しくなれないです。だから、いい風に吹かれるためには、自分が意識して、いい風の吹きそうな所へ自分の体とか心を持って行かないと。じっと待ってても吹いてきませんから。吹いてこないっていうのが、この頃分かってきましたからね。」
この対談は2001年だから、健さんが45歳のときの言葉です。
他にも色々な面を見せる健さんが、この本に書かれていました。
読後、私は自問しました。
私は今、人に優しいだろうか。
そして、この本に書かれている健さんほど誠実か、仕事にプライドを持っているか。
私には何があり、何がないのか。
色々、考えさせられる本でした。
「高倉健 Ken Takakura 1956-2014」文春ムック
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