東大沼キャンプ場は、今まで一度も泊まったことのないキャンプ場です。
ここを選んだのは次の理由からです。
①道南なら桜が1本くらい咲いているかもしれない。
②ガイドブックを見ると湖畔で雰囲気も良い。
③この時期ならGWとはいえ、キャンパーは少ないに違いない。
結果は…惨敗でした。
気を取り直して、書きましょう。
渋滞を避けて、朝方5時に出発しました。
私はETCを持っていません。
昨年、売り切れ状態が続き、買いそびれたことに加え、北海道は来月から無料化になるので、今年は買わずに様子見、と決めています。
だから、朝早く出発です。
走り出すと全然混んでいなくて、すいすいです。まったく拍子抜けです。
途中、室蘭の白鳥大橋近くの屋台村で休憩です。
朝早いためか、皆閉まっています。
その後、長万部から混み出しましたが、それもたいした混み方ではなく、7~8台並ぶ程度で、制限速度上限で流れています。
休憩を挟みながら走ったのに、昼前には東大沼キャンプ場に着いてしまいました。
キャンプ場は空いて......
空いていません!
なんで? 混み混みです。
利用するかどうか考えました。
場内をみて結論を出すことにしました。
入り口から岸までの間は林サイトです。
林サイト内にはトイレがあります。トイレは綺麗で広く、内外に電気もついています。
ただ、数m以内に隣のテントがあり、落ち着かない。
焚き火したら迷惑になるかな~と、ちょっと考えてしまいます。
ここでのテント設置は却下。
幅1m程度の小川にかけられた橋を渡ると、湖畔サイトに変わります。
炊事場が手前と奥に1つづつ、トイレが奥に一つ見えます。
湖畔からの景色は良いな~。
ガイドブックのとおりです。
でも湖畔から吹き込む風が強いので、岸より少し離れたところに張る必要がありそうです。
手前の炊事場は故障中で使えません。この周りはテントがありません。
奥の炊事場は使えます。皆さん、綺麗に使っているようです。
奥のトイレは、オフシーズンの間、閉めている旨の張り紙があり、使えません。
テントが少ないのは、トイレや駐車場が遠いことや風が強いためでしょう。
結局、隣が数m以内にいない故障中の炊事場横にタープテントを張ることにしました。
薪ストーブを入れて準備OK。
昼下がり、風が強く肌寒い中、テント内はぬくぬくです。
薪ストーブを持ち込んだのは私だけで、少し浮いている感じですが、各々が楽しめれば良いのです。
通路を通る人たちが、「あら、煙突?」「ストーブ持ってきてるんだ~。」と会話しているのが聞こえますが、「恥ずかしくない、恥ずかしくない」と自分に言い聞かせて過ごします。
中のストーブを見せて欲しいとキャンパーが来たので、喜んでお見せしました。
薪ストーブキャンパーが一人でも増えるなら、協力させていただきます
午後に、近くの東大沼温泉へ行きました。キャンプ場そばの流山温泉は車が沢山止まっていて大繁盛のようでしたが、ここは穴場なのか、貸切状態で内湯をいただきました。最高です。
戻ってきて、夕日です。
ご飯です。
薪ストーブです。
風が強くて焚き火ができませんでした。
林のサイトなら焚き火できたかもしれませんが、火の粉や煙で迷惑をかけるのが嫌だったので、仕方ありません、我慢、我慢。
薪ストーブで夜半まで過ごしてから、車に戻って寝ました。
次の日も日中から風が強くて焚き火できず、鹿部町で温泉と間欠泉の見物を楽しんでから、薪ストーブで過ごした一日でした。
鹿部町の温泉は銭湯で、地元の方と楽しく話をしながら入りました。
3日目は渋滞を避けて岩内経由で温泉に入りながら帰りました。岩内温泉は私の大好きな温泉です。
振り返ってみると、今回は少し不満が残るキャンプでした。
焚き火ができなかった。
人が多いし、桜も咲いていなかったし、キャンプ場内は明るすぎて見える星が少なかった。
GWはもう行かないだろうけど、景色と設備は良かったので、機会があればオフシーズンにまた行こうかと思います。
でも、ここのオフシーズンっていつ?
あなたにおススメの記事