2011年05月15日
エバニュー Tiアルスト+ミニトラで計測
エバニューのTiアルコールストーブをミニトラに組み込んで、400ccの水を沸かしてみました。

計測結果は、予想以上に短かったです。
計測結果は、予想以上に短かったです。
まず、Tiアルコールストーブを、ミニトラのゴトクに組み込みます。
高さは前回の計測どおり、問題ありません。
それよりも、風防兼ゴトクの中に入れて、火が大きくなり過ぎて扱えなくなるとか、酸欠になってしまうとかの方が、少し心配です。
・ミニトラとTiアルコールストーブ


Tiアルコールストーブの焼き色がもっと付くのかどうかも、観察します。
実験開始
・環境~室内、無風、室温18度、湿度28%
・使用火器~エバニュー Tiアルコールストーブ
・使用する器~ミニトラのコッヘル、フライパン(蓋として)、専用ゴトク
・水~水道水、水温10度
手順
・アルコールを30cc入れる
・点火1分後、火が回ったのを確認してから蓋を載せた鍋を置く
・水の音が聞こえたら、温度計を差す。そのため、蓋は温度計が通る分だけ開ける。
・95度、100度を計測
経過
・点火後1分で鍋を載せる

・点火後、約3分。
鍋側面から底にかけて、水滴が沢山ついている。炎の大きさは、鍋底全体に当たる程度で、危険なし。

・点火後、約4分30秒。
水滴がなくなる。少し炎が大きくなり、側面の下1/3を舐める感じになる。

結果
・95度に達した時間 5分02秒
・100度に達した時間 5分12秒
水400ccを、5分12秒で沸騰させました。
この前、ミニトラ+トランギアB-25を使って沸かしたときは、6分50秒かかりましたから、1分38秒も早く沸かせたことになります。
外炎の大きさはB-25 と大差ないようでした。違いは炎の勢いです。ゴーっていう感じで燃えていました。
燃費については、B-25 より、かなり悪いようです。(注射器なく未計測。)
☆沸騰までに要したアルコール量について
ちょっと細かい話をします。飛ばして読んで頂いても結構です。
沸騰までに要したアルコールの量は、最初に入れたアルコール量から沸騰後に残った量を引き算することで値が出ます。
側室や芯のない火器で、完全に残アルコールを取り出すことができるときは、それで良いと思います。
サイドB風バーナーがそれに当たります。
しかし、側室がある場合や芯が入っている場合には、残ったアルコールの量を測っても正確な数値が出ないと思います。側室底部や芯に、アルコールが残るからです。
きちんと燃費を考える場合には、実験前後の重さを、計りで計測するほうが正確だと思います。
私は、少量を正確に計測できるはかりを持っていないので、はかりによる計測はできません。
だから、私は前述の引き算でアルコールの消費量を計測しますが、その値は概算量として考え、1cc程度の違いは、誤差の範囲内と捉えることにしています。
消費した量を計測する目的は、最終的に、使用火器で1回、湯を沸かすのにどれだけ入れたらいいか、数日のキャンプで、どれだけアルコールを持てば良いのかについて、知ることだから、概算値で十分です。
ところで、チタンアルコールの焼き色は変化したでしょうか。
・実験前

・実験後

心なしか、少し濃くなったような。気のせいかも。
高さは前回の計測どおり、問題ありません。
それよりも、風防兼ゴトクの中に入れて、火が大きくなり過ぎて扱えなくなるとか、酸欠になってしまうとかの方が、少し心配です。
・ミニトラとTiアルコールストーブ
Tiアルコールストーブの焼き色がもっと付くのかどうかも、観察します。
実験開始
・環境~室内、無風、室温18度、湿度28%
・使用火器~エバニュー Tiアルコールストーブ
・使用する器~ミニトラのコッヘル、フライパン(蓋として)、専用ゴトク
・水~水道水、水温10度
手順
・アルコールを30cc入れる
・点火1分後、火が回ったのを確認してから蓋を載せた鍋を置く
・水の音が聞こえたら、温度計を差す。そのため、蓋は温度計が通る分だけ開ける。
・95度、100度を計測
経過
・点火後1分で鍋を載せる
・点火後、約3分。
鍋側面から底にかけて、水滴が沢山ついている。炎の大きさは、鍋底全体に当たる程度で、危険なし。
・点火後、約4分30秒。
水滴がなくなる。少し炎が大きくなり、側面の下1/3を舐める感じになる。
結果
・95度に達した時間 5分02秒
・100度に達した時間 5分12秒
水400ccを、5分12秒で沸騰させました。
この前、ミニトラ+トランギアB-25を使って沸かしたときは、6分50秒かかりましたから、1分38秒も早く沸かせたことになります。
外炎の大きさはB-25 と大差ないようでした。違いは炎の勢いです。ゴーっていう感じで燃えていました。
燃費については、B-25 より、かなり悪いようです。(注射器なく未計測。)
☆沸騰までに要したアルコール量について
ちょっと細かい話をします。飛ばして読んで頂いても結構です。
沸騰までに要したアルコールの量は、最初に入れたアルコール量から沸騰後に残った量を引き算することで値が出ます。
側室や芯のない火器で、完全に残アルコールを取り出すことができるときは、それで良いと思います。
サイドB風バーナーがそれに当たります。
しかし、側室がある場合や芯が入っている場合には、残ったアルコールの量を測っても正確な数値が出ないと思います。側室底部や芯に、アルコールが残るからです。
きちんと燃費を考える場合には、実験前後の重さを、計りで計測するほうが正確だと思います。
私は、少量を正確に計測できるはかりを持っていないので、はかりによる計測はできません。
だから、私は前述の引き算でアルコールの消費量を計測しますが、その値は概算量として考え、1cc程度の違いは、誤差の範囲内と捉えることにしています。
消費した量を計測する目的は、最終的に、使用火器で1回、湯を沸かすのにどれだけ入れたらいいか、数日のキャンプで、どれだけアルコールを持てば良いのかについて、知ることだから、概算値で十分です。
ところで、チタンアルコールの焼き色は変化したでしょうか。
・実験前
・実験後
心なしか、少し濃くなったような。気のせいかも。
Posted by 健さん at 09:40│Comments(0)
│アルコールバーナー
スパム対策のため、当分の間、承認後に受付させて頂きます。