ゴトクの自作シリーズ2種類目~(1)開閉型 2本タイプ

健さん

2011年04月05日 01:10

 いきなりゴトクの自作記事をシリーズ化しました。
 何年かけても良いから、世に知られている自作の全種類を作ってみようという壮大な企画です(笑)

 ゴトクの自作シリーズ

 ・アルコールバーナーのゴトクの種類
 ・ゴトクの自作~(1)開閉型3点ゴトク
 ・ゴトクの自作~(1)開閉型3点ゴトク 修正完了

 今回も、百均の魚串を使って、もう一つゴトクを作ってみましょう。

 その前におさらいです。

☆自作ゴトクの種類

 1 丸棒で作るタイプ~(1)開閉型(2)据え置き型
 2 ねじで作るタイプ
 3 金属の器を加工するタイプ
 4 金属板で作るタイプ
 5 その他

 今回はこれを作ります。
1 丸棒で作るタイプ
(1)開閉型
  ・2本タイプ
   

 このゴトクは、見た目簡単ですが、2本を手持ちの部品だけで連結する方法が浮かぶまで、時間がかかりました。

 さて、作ってみましょう。

 部材は百均の魚串2本です。

手順
1 串の先の鋭利な部分をペンチでカットします。

2 ゴトクの高さと鍋を受ける部分の長さを決めます。

 高さはバーナーの高さと連動し、長さは串の全長と連動するので、自分のバーナーと串の長さを考えて決めてください。
 
 ...ちょっとこの言い方だと不親切ですね。
 
 私の場合、高さの目安は、使用するバーナーの高さプラス2~2.5cm位です。それ位が効率良く、鍋に熱を伝えてくれると思うからです。
 地面部の足は、安定させるために地面と水平に2~3cm曲げます。
 あとは台形になる範囲で、台形の上の長さを最大にとります。今回は8cm弱でした。

3 2本を連結します。

 ここが頭の使いどころです。
 よくブログでみかけるのは、配線の端子などで使う金属部品を使う方法です。その部品は2つ金属の輪が並んでいて、導線を通してから、かしめて使う部品です。(名前は忘れました。)
 でも、今回、私はその部品を持っていませんでした。
 持っている部品でどうにかできないかと、使ったねじ等を入れている缶をひっくり返して考えていたら、ばねが2本ありました。
 ガチャ玉(小)や針金、クリップによる固定、ワッシャー固定なども考えてみましたが、このばねのほうがしっかり固定できそうです。
 試しに、ばねに曲げた串を2本通してみると、適度にきつくてぴったりでした。ばねが鉄っぽいので錆びる可能性や、ばねが熱でなまされる可能性がありますが、とりあえず、これで連結します。

 そうして、できたのがこれです。



  
 これで完成です。
 
 トランギアバーナーでサイズ比較


 トランギアバーナーを入れてみます。


 試しに、キャプテンスタッグアルミボトル900mlに水を入れて、載せてみます。

 ゴトクは全くがたつかず、安定しています。
 
 前回つくった開閉型3点ゴトクよりも、ゴトク自体の加工は簡単です。
 2本の串をどう連結させるかが、このゴトクのポイントです。
 私の方法よりも、もっと良い方法があると思いますので、思いついたら作ってみて教えてください。作っているうちに、きっと楽しくなりますよ。

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