ゴトク自作シリーズ5種類目~複合型 ケーキ型

健さん

2011年05月18日 00:04

さて、ゴトクの自作シリーズ第5弾、私の分類では、その他の中の複合型にあたるゴトクを作ってみます。

今回のは、100円ショップのケーキ型を使ったゴトク兼風防の複合型です。
色々な方が作っているゴトクなので、作ったことのある人も多いのではないでしょうか。

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私の工夫点は、風防の穴の位置と数です。

材料
・100均のシフォンケーキの型 2個



 下のほうが幅が狭いタイプを使用します。底は取り外して使いません。

・バーベキュー金串 2本
 2本セットの太い金串です。

・ボルト 1~2本


製作

(1)上になるケーキ型に排気口として、直径5.5mmの穴を8ヶ所、均等に開けます。

穴の高さは、ゴトクとバーナーの間隔は、25mm位にしました。バリは綺麗に取りましょう。




(2)2個の型を連結する部分を整流部分と捉え、直径5.5mmの穴を開けます。

下からの空気の通り道ですから、整流効果と吸気量を増大を狙い、均等に、できるだけ多く穴を開けました。
上の型に開けた穴と下の型に開けた穴が、きっちりと合うのが理想です。



写真では、切り込みがありますが、製作当初、切り込みを入れてロックさせようと目論んだものの、うまくいかなかった部分ですので、気にしないで下さい。


(3)下になる型に、吸気口を開けます。

円周の1/3の範囲を目安に、直径5.5mmの穴を2段分、開けます。

先人のブログを拝見すると、皆さん、上の型と同様、均等に穴を開けているようです。
私は、ストームクッカーやHOBOストーブみたいに壁の一部分だけ開けると、外界の風に強くなり、さらに空気は下から煙突効果で勢い良く入ってくることを期待しました。そして、この勢いのある空気は、連結部分の穴で整流できるのではないかと考えました。




(4)上下の型を連結させます。

連結部分は、バーナーを入れるとある程度固定できます。ただ、少しで動いてしまうと連結部の穴が塞がってしまうので、ボルト1~2本を上から落とし込んで、しっかり固定します。



(5)鍋を置く部分として、金串を2本適当に切り、上の型に通します。

ついでに、串の余った部分を曲げて、持ち運び用のハンドルを作ります。



(6)完成です。



見た目はまずまず。

次回は、燃焼実験です。




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