ケーキ型ゴトク兼風防の計測 2

健さん

2011年05月20日 04:57

前回は、ケーキ型ゴトク兼風防でバーナーとカップの間隔を45mmにすると、400ccを5分強で沸かすことができました。このときの使用アルコール量は、15mlでした。

今回は、同じゴトク兼風防を使い、バーナーを床に直に置いて、お湯を沸かしてみました。



前回のは、バーナーとカップの間隔をとるため、風防の上にカップを置く形になりましたが、今回は、バーナーを床に置くことで距離を稼げて、かつ、カップの一部を風防の中に入れることができます。
風防内にカップがあると、熱が効率良く回り、湯の沸く時間が早くなると予想しました。
結果はいかに?






仮説

・バーナーを床に置いてカップとの距離をとると、風防の中で炎が鍋底全体に当たることに加え、風防側面からの反射熱や温められた空気からの伝導熱を期待できるので、沸騰時間が短縮する。

実験方法

・環境~室内、無風、気温20度、湿度65%
・使用機器~trangia B-25、ケーキ型ゴトク兼風防、魚串、belmont シェラカップ深型480mlフォークドハンドル、自作蓋

・バーナーとカップの距離 50mm





手順

1 バーナーをゴトク兼風防内の床に置く。
2 バーナーに30ml入れる。
3 点火して、30秒後に蓋付カップを載せる。
4 湯が沸く音が出てきたら、蓋をずらして温度計を入れる。
5 95度、100度到達時間を計測する。
6 残アルコール量を計測する。





分かりにくいですが、カップの底と側面全体に炎が回っています。

結果

・ 95度到達時間 5分58秒
・100度到達時間 6分13秒
・使用アルコール量 28cc

考察

前回、上下のケーキ型の連結部にB25を入れ、バーナーの45mm上にカップを置いたときは、400ccを5分11秒で沸騰させた。
今回は、ケーキ型内の床にB-25を入れ、50mm上にカップを置いた結果、風防兼ゴトクの中にカップ底が入り、直接当たる炎の熱のほかに、側面の反射熱や温められた空気によるカップの温度上昇が期待できると考えていた。
しかし、結果は、400ccを沸騰させるのに6分13秒かかり、前回の結果よりも1分多かった。使用アルコール量は、前回が15mlだったのに対して、今回は28mlと倍近かった。
この結果は、風防側面からの反射熱や温められた空気からの伝導熱が期待したほどではなかったことを示唆している。バーナーを直に床に置くと下の風防よりも火口が低くなるので、熱がこもってしまったためと思われる。
バーナーと下の風防の高さを合わせて、再実験する必要がある。


実験内容に不備があった、失敗実験です。

何だか、最近、実験づいていますね~。文章も固いし、実験内容も不備でしたし。

ちょっと、実験は休んで、今週末、キャンプに行こうかな。
のんびり、焚き火して、星を見て、ぼけっとして。
昼間は、温泉入って、桜みて。ビール飲んで。鳥の声や木のざわざわを聞きながら、うとうと昼寝。
いやはや、いいですね~。

ただ、今週末もまた、雨の予報というのが気になります。
4月からずっと週末はぱっとしない天気だから、もう気にしていては、キャンプに出られません。
来週は甥っ子の運動会ですし。

よし、今週は、どんな天気でもキャンプに行こう~


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