このバッグは、車用品のブースで、なぜか、ぽつんと一つだけ、離れた棚の足元に立てかけて置いてありました。
売れる商品だと思っていたにしては、商品が足元にあるので、単に無造作に置いただけなのでしょうか。
中途半端な陳列です。
外のビニール袋は、ずいぶん色褪せていました。
しかし、外袋を開けてみると、中のバッグは鮮明な赤色でした。
私のセロー赤白に似合いそうです。
防水機能と書いてありますので、防水バッグのようです。
バッグやコード類に擦り切れや傷はなく、未使用か、それに近い状態と考えられました。
外から見えている説明書をみました。
yamaha motor cycle goodsと書いてあり、ヤマハのパーツを買った時についてくるタグシールもありました。ヤマハの商品に間違いありません。
値段は、説明書の下側に定価9,800円と書いてありました。
このリサイクル店での価格は800円。10分の1以下です。
陳列方法といい、値段設定といい、やはり店側は売れないと判断したのでしょう。
私の購入の決め手は、バッグではなく、キャリングコードでした。
この前のツーリングで、キャリングコードが1本あるといいなと思っていたからです。これを買えば、コード1本買うより安く手に入ります。
幸い、コードは新品同様に伸びます。
フックも新品にみえますが、これはプラスチック製なので、劣化しているかもしれません。
まあ、フックについては、家に余っているフックがあるので、問題ありません。
コードを1本買ったつもりで、バッグを買って帰りました。
家に帰り、開けてみます。
部品は、キャリングコードとフック4個、ショルダーベルト1本です。
キャリングコードは計ってみると2.5mでした。
コードについている両端のフックは、折り返したコードを止める機能がついています。
フック自体に、ひび割れや過負荷により白くなっている部分は、ありませんでした。
フックをあと2本ないし4本追加して、使うことにします。
バッグは、仕切りなしの単室構造で、外側にポケットがついています。ポケットも単室です。
防水機能というだけあって、それなりの防水生地です。
先日購入したアクアサイドバッグとはまったく異なる素材でビニールっぽくて薄いです。
その分、軽い。
防水能力は説明がありませんので分かりません。
ジッパーも少し安っぽいつくりです。
慎重に開けることにします。
生地とジッパーの縫い目はきちんとしています。糸は少し細いかな?
ショルダーバンドの幅も細目です。最大重量が3kgと書いてあるので、バーナー類ではなく、寝袋や衣類を入れるのが良さそうです。
バッグにタンクバッグを入れてみました。
50Lの容量は伊達ではありません。ぶかぶかです。
バッグの上の口は、くるくる巻いてぱちんと止める方式です。
家でみた感想は、バッグも思ったより使えそう、です。
重量制限があるので、キャンプツーリングでメインバッグにはなりません。
しかし、シンプルな構造と薄目の生地が幸いして、袋自体が非常に軽く、かつ小さく畳めるので、ツーリング時の予備バッグとして携行できます。
ところで、このディバージョンツーリングボストン、インターネットで調べても出てきません。外袋の色褪せからみても、相当、昔の商品のようです。
そういやディバージョンって言うバイクあったような。
この商品のことを知っている方、どんな情報でも良いので教えてください。
追伸~コースの防水バッグに似ているけれど、ポケットが一つ外側にあります。
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