薪ストーブの塗装後、使ってみた。

健さん

2011年12月30日 08:10

薪ストーブを塗装してから2回、キャンプで使ってみたので、どんな感じだったのか、お伝えします。



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薪ストーブを塗装でリフレッシュ(1)

薪ストーブを塗装でリフレッシュ(2)


火を入れると、もくもくと煙が出てきました。

・火入れ直後


・1分後


塗装が燃えているのです。
テント内が臭くなってきました。

・2分後


テント内が真っ白です。
これ以上、そのままでいたら死んでしまうに違いありません。
慌てて、テント内の窓を全て開けてから、外に出ました。

・5分後



煙が見えますでしょうか。えらい目にあいました。

さらに数分後、何とか煙がテント内から出て行き、ストーブからも煙が出なくなりました。一安心です。

ストーブが納品された後、最初に火を入れたときも塗装が焼けて煙ったけれど、そのときを再現しているようでした。塗装のはげ具合が気になります。






心配していた、塗装剥げはありません。艶消し黒の鉄板ストーブ、なかなか渋くて良い感じです。

蛇足ですが、今回の薪ストーブには窓があるので、薪の状態がよく分かります。







ところで、窓の上に丸い小さい孔が開いているのが気になった人、いますか?



この孔、窓ガラスを固定するための孔です。そうです、窓ガラスを付け忘れていて、そのときのキャンプではガラスが入っていません。

でもこの失敗のおかげで、ガラスが入っていないと、窓からも空気が入るので、吸気の流れが少し乱れてしまうことが分かりましたし、吸気を絞ることもできない(当然ですね)ことが分かり、勉強になりました。(あくまで前向きに捉えましょう)

ストーブは絶好調です。テント内の温度がぐんぐん上がります。



温度計が振り切れそうです。テントの上部の温度が58度って、過去最高です。



椅子の高さでも43度。これはきつい。のぼせそうです。

高温になったのは、塗装したからというよりも、早く塗装を焼いてしまいたくて、薪を沢山くべてしまったせいです。窓ガラスがないので吸気量が多くなったことも、関係あるかな。
立ち上がって写真を撮っていたら、倒れそうになりました。

テント内で薪ストーブを使うときは、サーキュレーター必須です。
ちなみに私のは、定番のコールマン製タケコプターです。
風力はそれほどないのですが、これを使うと使わないでは大違いです。
電源を入れて少し経つと、椅子の高さでの温度とテント上部での温度の差が15度あったのが、10度以下になりました。

最後に、せっかくですから、塗装後初めてのキャンプでつくった晩御飯と朝ごはんの様子も載せましょう。


・晩ご飯



お肉とエリンギにビールです。



100スキで焼きます。
タレが跳ねて飛び出ないように、100スキをもう1枚使って蓋をして焼きましたが、結局、少し跳ねてしまいました。
この白い斑点、なかなか落ちないんですよ。

まあいいです。道具は使って何ぼです。錆びたら、また塗装すればいいや。

。朝ご飯



トースター用の網にパンを載せて焼きます。

こうすると、ストーブの上にパンの粉が少し落ちてしまうけど、既に白い斑点がついているので、もう気にしない。



コーヒー。



コーンスープも用意しました。

翌日や塗装後2回目のキャンプでは、もう煙は出ませんでした。
1回目で塗装が焼けたのに、ストーブの色は塗ったときと殆ど変わらなかったので、良かったです。

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