久々の再会

健さん

2011年10月12日 06:44

先週の3連休も、いつものようにキャンプに出かけました。
目的地はいつものキャンプ場。そういえば、9月~10月にあった3回の3連休は、全てそのキャンプ場に行っていました。お気に入りの場所に、ついつい足が向いてしまうのでしょう。

今回は2泊目から、半年振りに会った友人とキャンプできました。
私とはかなり年が離れていますが、波長が合うのでしょう。勝手に友人とさせていただいています。
彼は転勤してから半年、新しい職場で頑張っていました。25歳の若者は、その悩みさえも私には眩しかった。
それだけ、私も年をとったということでしょう。

彼の良さ、彼らしさは、何も変わっておらず、少し安心しました。
また、一緒に酒を飲んだり、キャンプに行ったりできたらと思います。

ところで、今回も薪ストーブを持ち込んでのぬくぬくキャンプでした。
その上、先週のキャンプから、ポータブルの灯油ストーブも試験的に持ち込んで就寝時に使っています。おかげさまで、朝も16度~18度の中で起きることができました。

でも、灯油ストーブを持ち込むことについて、私の中で少し葛藤があります。
自宅で使っている灯油ストーブを持ち込んで、テントの中でぬくぬくしていると、そこで生活しているような気分になるときがあります。
私にとってキャンプとは、「生活」ではなく、「旅」なのです。
それも自然と対峙するのがキャンプなんじゃないかと。
いたれりつくせりのゴージャスなテントキャンプは、コテージで過ごすのと大差ないように思えてくるのです。

こんなことを改めて書こうと思ったのは、通りかかったおばさんとの対話のせいかもしれません。
おばさんが煙突をみて、興味を引いたのでしょう。
テントの窓越しに声をかけてきて、住んでいるのか、いつまでここにいるのか、と尋ねてきました。
連休だけですよと答えると、意外な返答だったらしく不思議そうな顔をしてから、「連休だけで薪ストーブを持ってきているの、凄い、尊敬しちゃう。」と言っていなくなりました。
最初に聞かれた「住んでいるの?いつまでここにいるの?」という言葉に、私は少しがっかり。おばさんは薪ストーブを持ち込んでいるため、長期滞在している人に見えてしまったのでしょう。

私は生活する人ではなく、旅する人でいたいのです。

薪ストーブは薪と火との対話です。それも自然との対話の一部だと思っています。
でも、灯油ストーブだと、対話している気分にはなりません。私は長い煙突を突き出した薪ストーブよりもむしろ、ポータブルの灯油ストーブの方が、生活を感じてしまうのです。

なんか、書いてみると、面倒くさい人になってますね。

今後も灯油ストーブを使うかどうかについては、暖かさと生活臭さを計りにかけて、もう少し試してから決めようと思います。

薪ストーブは私にとっては基本的に、室内の焚き火道具です。調理火器と暖房も兼ねられる便利グッズなので、これからも使います。




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