2012年07月28日
ミニトランギア
Trangia TR-28T 「 MINI TRANGIA 」を紹介します。

ミニトランギアの寸法と重量です。

寸法:直径150×高さ65mm
重量:320g
ミニトランギアの構成部品をみてみましょう。
1 アルコールバーナー: tarangia B-25
2 鍋:ミニコッヘル アルミ製 0.8L
3 フライパン:直径15cm フッ素加工、ハンドルなしフライパン
4 取っ手:専用ハンドル TR-TH-25
5 専用ゴトク:TR-281
1 アルコールバーナー: tarangia B-25



手のひらサイズで、大きすぎず小さすぎず、丁度いい。いつまでも、手のひらで愛でてしまいそうになります。

前回、赤い火になって返品の原因となったB-25。今回のB-25も、火口に白い帯が見えます。この白い帯が直接燃えて赤火になっているのではないかと思っていました。
火を点けてみます。

やっぱり赤い。
そこで、クリップをほどいて火口の穴に挿し、中の白い帯を押し込んでみました。

一応、白い帯は見えなくなりました。
火を入れてテストです。

変化ありませんでした。赤火の原因は、違う理由かもしれません。
次に、酸欠ならばと、静かに息を吹きかけてみましたが、赤火はなくなりませんでした。
返品作業は少し面倒だったので、もう行いたくないですし、2回とも赤火ということは、B-25はそういうものだと思ったほうが良さそうです。
2 鍋:ミニコッヘル アルミ製 0.8L
肉厚のアルミ鍋です。下面は、凹凸がついています。

前回、気になったコッヘル内部のざらついた傷のようなもの。今回も同じく傷があります。ペーパーをそのうち、かけます。

3 フライパン:直径15cm フッ素加工、ハンドルなしフライパン
期待通り、フッ素加工の素晴らしいフライパンです。


4 取っ手:専用ハンドル TR-TH-25

薄くてちょっと頼りないけど、400ccの水を楽に持つことができました。
いずれは、しっかりした別売りのハンドルを買おうと思います。
そういえば、ストームクッカーには、しっかりしたハンドルがついてくるのではないか?
クッカーが届いてから考えます。
5 専用ゴトク:TR-281
アルミ製だと思います。切り口がギザギザした感じです。ただし、尖っていないので、手を切る危険はないです。

鍋底の凹凸にぴったりはまります。鍋に合わせてゴトクを作ったのかな?

今後、カップを2個パッキングした場合、このゴトクだと、フライパンの蓋に当たって閉まらなくなりそうです。カップを入れるときは、自作のゴトクを使う方が良さそうです。
一通り、構成部品を説明し終えたので、400cc沸騰テストに入りましょう。

・環境;室内、無風、20度、湿度26%
・使用機器:ミニトランギア一式
・水:水道水400cc、温度16度
・蓋を載せたコッヘルで沸かす
結果


6分過ぎに炎が大きくなり、側面を舐めるようになる。
どうして炎が大きくなるのでしょうか?
始めのうち側面に水滴が沢山できたが、その後も温められるうちに、水滴が蒸発して無くなる。
↓
水滴が無くなると、鍋からの反射熱が大きくなる。
↓
大きくなった反射熱で、バーナーがより温められて、気化するアルコールが増える
↓
炎が大きくなる。
ということは、鍋についた水滴が問題のようです。
最初のうちにできる水滴は、アルコールの燃焼で生まれた水蒸気が、鍋の底や側面で冷やされて水滴に変わったのだと思います。
これが再び気体になるまでに熱が奪われてしまうので、炎が大きくならないのではないかと考えられます。
燃焼途中で、せっせと水滴を拭けば、熱が奪われず、炎も早く最大火力になるはずです。
出先で少量しかアルコールが残っていなくて節約したいときは、そういう対応でしのげそうです。
まとめ
・400ccが100度に到達した時間 6分50秒
予想では、火が鍋底に近く、赤火でもあるため、もう少し時間がかかると思っていましたが、意外に良い結果でした。
ミニトランギアは、十分実用に耐えられそうです。パッキングの問題は、改めて記事にします。

トランギア ミニトランギア
寸法:直径150×高さ65mm
重量:320g
ミニトランギアの構成部品をみてみましょう。
1 アルコールバーナー: tarangia B-25
2 鍋:ミニコッヘル アルミ製 0.8L
3 フライパン:直径15cm フッ素加工、ハンドルなしフライパン
4 取っ手:専用ハンドル TR-TH-25
5 専用ゴトク:TR-281
1 アルコールバーナー: tarangia B-25

手のひらサイズで、大きすぎず小さすぎず、丁度いい。いつまでも、手のひらで愛でてしまいそうになります。
前回、赤い火になって返品の原因となったB-25。今回のB-25も、火口に白い帯が見えます。この白い帯が直接燃えて赤火になっているのではないかと思っていました。
火を点けてみます。
やっぱり赤い。
そこで、クリップをほどいて火口の穴に挿し、中の白い帯を押し込んでみました。
一応、白い帯は見えなくなりました。
火を入れてテストです。
変化ありませんでした。赤火の原因は、違う理由かもしれません。
次に、酸欠ならばと、静かに息を吹きかけてみましたが、赤火はなくなりませんでした。
返品作業は少し面倒だったので、もう行いたくないですし、2回とも赤火ということは、B-25はそういうものだと思ったほうが良さそうです。
2 鍋:ミニコッヘル アルミ製 0.8L
肉厚のアルミ鍋です。下面は、凹凸がついています。
前回、気になったコッヘル内部のざらついた傷のようなもの。今回も同じく傷があります。ペーパーをそのうち、かけます。
3 フライパン:直径15cm フッ素加工、ハンドルなしフライパン
期待通り、フッ素加工の素晴らしいフライパンです。
4 取っ手:専用ハンドル TR-TH-25
薄くてちょっと頼りないけど、400ccの水を楽に持つことができました。
いずれは、しっかりした別売りのハンドルを買おうと思います。
そういえば、ストームクッカーには、しっかりしたハンドルがついてくるのではないか?
クッカーが届いてから考えます。
5 専用ゴトク:TR-281
アルミ製だと思います。切り口がギザギザした感じです。ただし、尖っていないので、手を切る危険はないです。

鍋底の凹凸にぴったりはまります。鍋に合わせてゴトクを作ったのかな?

今後、カップを2個パッキングした場合、このゴトクだと、フライパンの蓋に当たって閉まらなくなりそうです。カップを入れるときは、自作のゴトクを使う方が良さそうです。
一通り、構成部品を説明し終えたので、400cc沸騰テストに入りましょう。
・環境;室内、無風、20度、湿度26%
・使用機器:ミニトランギア一式
・水:水道水400cc、温度16度
・蓋を載せたコッヘルで沸かす
結果
6分過ぎに炎が大きくなり、側面を舐めるようになる。
どうして炎が大きくなるのでしょうか?
始めのうち側面に水滴が沢山できたが、その後も温められるうちに、水滴が蒸発して無くなる。
↓
水滴が無くなると、鍋からの反射熱が大きくなる。
↓
大きくなった反射熱で、バーナーがより温められて、気化するアルコールが増える
↓
炎が大きくなる。
ということは、鍋についた水滴が問題のようです。
最初のうちにできる水滴は、アルコールの燃焼で生まれた水蒸気が、鍋の底や側面で冷やされて水滴に変わったのだと思います。
これが再び気体になるまでに熱が奪われてしまうので、炎が大きくならないのではないかと考えられます。
燃焼途中で、せっせと水滴を拭けば、熱が奪われず、炎も早く最大火力になるはずです。
出先で少量しかアルコールが残っていなくて節約したいときは、そういう対応でしのげそうです。
まとめ
・400ccが100度に到達した時間 6分50秒
予想では、火が鍋底に近く、赤火でもあるため、もう少し時間がかかると思っていましたが、意外に良い結果でした。
ミニトランギアは、十分実用に耐えられそうです。パッキングの問題は、改めて記事にします。

トランギア ミニトランギア
Posted by 健さん at 15:25│Comments(1)
│クッカー、カトラリー
この記事へのコメント
間違って以前の記事が出てる~。
直せないから、そのままにしておくことにしました。
前に見たじゃん、っていう人、ごめんなさい。
直せないから、そのままにしておくことにしました。
前に見たじゃん、っていう人、ごめんなさい。
Posted by 健さん
at 2012年07月28日 15:30

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