2012年07月31日
樹木図鑑 ニセアカシア
その匂いは強烈で、風のある日には、庭に強い香りが漂っています。
あまりいい匂いではなく、臭いといったほうが良いのかもしれません。
樹木図鑑を何冊も調べたところ、ニオイヒバなど良い匂いの木については書いてありますが、どの本も臭い木のことは書いてありませんでした。
そこで、ネットで検索したところ、どうやら、ニセアカシアではないかという結論に達しました。
ニセアカシアは和名 ハリエンジュといい、北海道ではありふれた木です。漢字では針槐と書きます。
・ニセアカシアの花

・ニセアカシア並木

樹皮ハンドブック(P51、林 将之著、文一総合出版 2006)によると、北米原産の外来種で、公園や海岸、河原、山地に植えられて広く野生化し、問題になっている木だそうです。
また他の本の情報によると、道民がアカシアといっている木は、ニセアカシアであることが多いそうです。
ウィキペティアによると、ニセアカシアは生育がきわめて早く、痩せ地でも育つために、薪炭材としても用いられていた。北海道に多く植えられたのも、燃料としての需要が多かったためである、とのこと。
実際に薪としての能力はどうなのか、薪ストーブ屋さんのHPで調べてみました。
1 比重 (HP 軽井沢暖炉より)
薪の種類 比重
カシ 0.95
クヌギ 0.85
シラカバ 0.62
サクラ 0.6
ウメ 0.81
カラマツ 0.53
アカシア 0.72
マツ 0.53
ナラ 0.68
スギ 0.38
ケヤキ 0.68
アカシア : ニセアカシアが正式名称。成長が早い上に硬いので薪向き。火持ちの良いオキができます。
*1 このHPでは、アカシア=ニセアカシアと書いてありますが、誤解のないように。
*2 薪の比重=火持ちです、と記載されています。
ニセアカシアの比重は0.72。ナラの0.68よりも高い値です。
2 薪の種類と燃焼特性(HP FIRESIDEより)

比重が高く、火の粉が少ない。→焚き火にピッタリではないでしょうか。
熱量、割りやすさ、燃焼速度、着火性ともに中で、全体評価も中と、まあまあの実力です。
薪ストーブのブログでも、結構良い評価をしている人が多いです。
課題はやはり匂いでしょう。
屋外で雨ざらしにして、匂いを飛ばしながら乾燥させると良いのではないかと考えています。
実際、そうしていますが、まだ雨が降っていないものの、風と日差しによる乾燥の結果、2週間前と比べると、少し匂いも少なくなってきたように思います。
それに変なもので、最初は嫌だなと思っていた匂いも、今はあまり嫌な匂いではありません。むしろ、クセになる匂いかも。
2年乾燥させてから、焚き火や、ストーブの熾火に使おうと思います。
あまりいい匂いではなく、臭いといったほうが良いのかもしれません。
樹木図鑑を何冊も調べたところ、ニオイヒバなど良い匂いの木については書いてありますが、どの本も臭い木のことは書いてありませんでした。
そこで、ネットで検索したところ、どうやら、ニセアカシアではないかという結論に達しました。
ニセアカシアは和名 ハリエンジュといい、北海道ではありふれた木です。漢字では針槐と書きます。
・ニセアカシアの花

・ニセアカシア並木

樹皮ハンドブック(P51、林 将之著、文一総合出版 2006)によると、北米原産の外来種で、公園や海岸、河原、山地に植えられて広く野生化し、問題になっている木だそうです。
また他の本の情報によると、道民がアカシアといっている木は、ニセアカシアであることが多いそうです。
ウィキペティアによると、ニセアカシアは生育がきわめて早く、痩せ地でも育つために、薪炭材としても用いられていた。北海道に多く植えられたのも、燃料としての需要が多かったためである、とのこと。
実際に薪としての能力はどうなのか、薪ストーブ屋さんのHPで調べてみました。
1 比重 (HP 軽井沢暖炉より)
薪の種類 比重
カシ 0.95
クヌギ 0.85
シラカバ 0.62
サクラ 0.6
ウメ 0.81
カラマツ 0.53
アカシア 0.72
マツ 0.53
ナラ 0.68
スギ 0.38
ケヤキ 0.68
アカシア : ニセアカシアが正式名称。成長が早い上に硬いので薪向き。火持ちの良いオキができます。
*1 このHPでは、アカシア=ニセアカシアと書いてありますが、誤解のないように。
*2 薪の比重=火持ちです、と記載されています。
ニセアカシアの比重は0.72。ナラの0.68よりも高い値です。
2 薪の種類と燃焼特性(HP FIRESIDEより)

比重が高く、火の粉が少ない。→焚き火にピッタリではないでしょうか。
熱量、割りやすさ、燃焼速度、着火性ともに中で、全体評価も中と、まあまあの実力です。
薪ストーブのブログでも、結構良い評価をしている人が多いです。
課題はやはり匂いでしょう。
屋外で雨ざらしにして、匂いを飛ばしながら乾燥させると良いのではないかと考えています。
実際、そうしていますが、まだ雨が降っていないものの、風と日差しによる乾燥の結果、2週間前と比べると、少し匂いも少なくなってきたように思います。
それに変なもので、最初は嫌だなと思っていた匂いも、今はあまり嫌な匂いではありません。むしろ、クセになる匂いかも。
2年乾燥させてから、焚き火や、ストーブの熾火に使おうと思います。
Posted by 健さん at 03:28│Comments(0)
│薪図鑑
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