2013年03月31日
春と薪と雀と風邪と
発熱と鼻水がひどく、昨日から1日横になって過ごしました。
今使っているティッシュは4箱目で、鼻の下が自分の皮膚ではないみたいです。
昨日は絶好のキャンプ日和だったのに、残念。
昨日は雪解けが進み、道路は根雪も解けて乾いています。
庭の薪棚も大分、顔を見せました。
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今使っているティッシュは4箱目で、鼻の下が自分の皮膚ではないみたいです。
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雪の中、崩れずに済んで、一安心。
とはいえ、薪の周りにある雪は、まだ1mくらい積もっています。
雪割りをすると雪解けが進むのですが、今は身体がこわくて出来ません。
朝から近所の人たちの雪割りをしている音が聞こえます。
ザクザク、ザク、ザクザク、ザク、ザクザク。
リズミカルな音に交じって、時折り聞こえてくるカン、カンという甲高い音。
外を見ると、道路わきの氷にハンマーを叩き下ろしている男性の姿が見えました。
今のような時期に路縁に残っている雪は、何度も溶けては凍ることを繰り返して出来ているため、凄く硬い氷になっています。
件のおじさんは、午前中から何時間もハンマーで氷を割っています。
私も雪割りをしたい気持ちと身体が動かない状況のなかで、ボブグリーンの小説のことを思い出しました。
「17歳」という本の中で、庭の手入れのバイトをしている主人公が、落ち葉の掃除なんてしなくても、いつか飛んで行ってなくなるんだから、みたいなことを言っていました。
私も、
「そうさ、これから暖かくなるのだから、雪だって、氷だって、遅かれ早かれ解けてなくなるんだ。
それに、一気に雪が解けてしまったら、行き場のない水が薪棚の下に貯まって、せっかく一冬越えることが出来た薪が水に浸かって、腐ってしまう可能性だってあるじゃないか。」
雪割りできない後ろめたさを、こうして誤魔化しました。
でも、本当は分かっています。雪割りしたほうが、早く春が来ることを。
そうそう、春と言えば、我が家に居候中の雀も頻繁に外へ出入りするようになりました。
親鳥と共に1羽の小さい子が、桜の木やオンコの木に止まってチュンチュンと話しています。
私の部屋にケーブルを通す塩ビ管が3本あり、恐らく真ん中の管にその親子は住んでいます。
雀たちは夜中に寝言を言ったり、明け方にガサゴソ音がしたり、親に甘えるような鳴き声が聞こえることもあります。
あと1か月もすれば、子どもも巣立ち、親鳥もいなくなります。
雀さんたち、ずっといてくれても、私は困らないですよ。
これが、今日窓越しに見た、居候の雀です。
窓越しだったので警戒心が薄いのか、50㎝位まで近づいても気づいていない様子です。
でも、この雀たちは巣の近くでじっとせず、ちょっと飛んでは枝に戻る、みたいなことを繰り返すので、全員を写すこどができません。
そうこうしているうちに、雀一家は、飛んで行ってしまいました。
ゆっくりと確実に春が来ています。
早く風邪を直して、明日の年度替わりに備えようと思います。
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