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2011年11月23日

耐熱塗料 テルモスプレー

北海道の私の地域では数cm雪が積もり、道路も凍結路面です。
祝日の明日も曇りのち雨か雪。あさってから2日間は暴風雪の予報です。
こんなときは、自宅の作業を行うのがよろしい。

そこで、明日は、時計型ストーブの塗装をすることにしようと、ホムセンで耐熱塗料を買ってきました。

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一口に耐熱塗料といっても色々あります。
車やバイク用として販売されているものや、家庭用、ストーブ用など、いくつもあって、各々の売り場に点在しています。
耐熱温度も様々で、200度のものや300度、600度、650度のものといった具合です。
バイク用のところで売っているものは、スプレー式で熱を加えて硬化させる600度耐熱のものが置いてあり、家庭用では硬化作業は必要ありませんが、耐熱温度が200~300度のものが殆どでした。スプレー式のほかに刷毛で塗るタイプのものもありました。
ストーブ売り場では、600度のものが2種類置いてありました。

事前にネットで探したら、鋳物ストーブメーカーで独自に販売しているスプレーもあるのですが、ホムセンでは売っていませんでした。
耐熱塗料って、意外に奥が深いです。
そこで、売り場の人に相談したところ、薦められたのが「カンペハピオ 耐熱塗料 テルモスプレー」。

耐熱塗料 テルモスプレー

現場で使っているプロの人も、これを買っていくそうです。
そういえば、新保製作所のHPでも、これと同じものの写真を見た覚えがあります。
確か、メンテナンスの画像の一枚の中に写っていたはずです。

実は私は、鉄板の薪ストーブがどれくらいの温度になるのか、見等もつきません。
新保さんの店長日記の中で、200度の赤い耐熱塗料を使って焚いたところ塗装が見事に剥げてしまった記事を読んだことがあるので、最低でも300度以上の塗料が必要ということまでは分かります。
しかし、300度でいけるのかどうかは、情報がなく分かりません。
鋳物ストーブ用の耐熱塗料は、600~650度の温度帯だったので、600度以上にしておけば、とりあえず何とかなるような気がします。

このテルモスプレーは、耐熱温度は瞬間耐熱で600度、基本500度です。
また、用途欄にストーブ、煙突、焼却炉と明記されているので、これにしました。
色はつや消しの黒にしました。

件の店の店員さんに、もう一つ質問したことがあります。
それは、さび止めの耐熱塗料はないのかということです。600度対応のさび止めが、ホムセンでは見つからなかったからです。
店員さんは、それは無いですときっぱり。
そうですか~。
こう、当然の事だと言わんばかりに断言されてしまうと理由を聞けませんでしたが、さび止めに含まれる有機溶剤は揮発性が高くて、熱に耐えられないのかな。
ま、定員さんの言葉を信じよう。

私は塗装の手順として、錆びを取り、脱脂して、さび止めと下塗りをしてから塗装しようと思っていましたが、店員さんによると、錆をとったら、さび止めも下塗りもしないで塗るそうです。
確かに、テルモスプレーに書いてある塗装方法にも、さび止めや下塗りのことは書いてありません。

昔、ペンキ屋さんに相談に乗ってもらいながらバイクの全塗装をしたときには、カウルにサーフェイサーという道具で白い色の下塗りをしたけれど、あれはプラスチックに塗装するためだったのでしょう。
鉄ならそんな作業は不要ということに違いない。

今はあの店も無くなっているので、相談することができません。
あの頃は、お金が無かったけど、時間とエネルギーがあったな~。
店長は、突然やってきて、こうしたいんだけどどうしたら良いかとしゃべる若造に、塗装の仕方を教えてくれて、道具も貸してくれて、手間賃もとらず材料代だけでやってくれました。
今でも、感謝しています。
そして、今なら、あの頃の店長の気持ちが少し分かります。私もこれから若い人達に同じようにして、あのときの恩を返していきたいと思います。

話が横道にそれました。
とにかく明日、このテルモスプレーを使って、錆び取りから塗装まで一気に行いたいと思います。
一つだけ気になるのは、気温と湿度です。
注意書きに、気温5度以下のときや雨天、湿度85%以上、強風のときは塗るなとあります。
明日は全部、当てはまりそうです。というか、もう冬モードだから、湿度以外は当てはまるのが当たり前です。湿度についても、作業予定の車庫内だと積んだ薪のせいで湿度が高くなっており悪条件です。

対策として、車庫の中でいったん灯油ストーブを使って室内の温度を上げてから、塗装と乾燥を行おうと思います。
車庫に積んだばかりの生木に近い薪を乾かすこともできるので、一石二鳥になると良いのですが。

また、明日は午後から、桜の原木や枝を頂きに行ってきます。
ただ、こぶ病らしいと聞いたので、家に帰ってから調べたところ、細菌由来の病気で、自宅の木に感染しないような対策が必要だと分かりました。

今回は頂かなくても困らないのですが、選り好みしていては、薪は集まりません。
問題は、どこに保管するかです。
庭の端にある物置でダンボール箱に詰めて保管すれば、何とかなると思うのですが、こぶだけはカットしてゴミに出したほうが良いのかもしれません。明日、見てから考えたいと思います。
だれか、良い方法をご存知の方は、ご助言ください。
もう4時、明日のために寝ます。おやすみなさい。

ネットで買える店です。





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この記事へのコメント
耐熱塗料なんて存在自体知らなかったです。

直の炎の温度は1000~1500℃と聞いたことがありますが、鉄は1200~1500℃で溶けるンじゃなかったっけ。ストーブとはいえ直に炎が連続して当たるわけではないから、600℃でも大丈夫かもしれないですね。

メッキされたもの、ステンレスの薄板のものでも、コンロで炭を焼くとすぐに錆びるのがイヤでなんとかならないかずっと考えてたんです。

一度エンジンオイルなら温度に強いンじゃないかと外側に塗ったんです。焼き付いて膜作るんじゃないかと期待して。でも結果は悲惨でした。白い煙とともにひどい臭いで・・・浅はかだったと思い知りましたワ(笑)。

この塗料は試す価値がありそうですね。
Posted by myconidmyconid at 2011年12月01日 11:08
myconidさんへ

はじめまして。

エンジンオイルのお話、面白かったです。
私も、後で思うと、笑ってしまう楽しい失敗を色々しています。
それも、また、いい思い出ですよね。

テルモスプレーの耐熱能力については、年内に火を入れて確認したいと思っています。定員さんのお勧めですから、間違いないだろうと期待しています。
でも、myconidさんのように、煙に包まれてしまうかも。
どんな結果になるか、楽しみにしていてください。
Posted by 健さん健さん at 2011年12月02日 02:26
初めまして、健さんサン。

錆びた『ちびストーブ』の手入れ方法を探していて、
やってきました。

取り敢えず、CRC556を使い、錆落としまでは
済ませたのですが・・・。
Posted by 高槻のリョウちゃん at 2012年10月10日 16:13
高槻のリョウちゃんへ

はじめまして。

このテルモスプレー、結構良いです。

半年車庫内でそのまま放置していましたが、側面は錆びませんでした。
天板はさすがに少し錆びました。
次のシーズンでは、天板だけ再塗装すれば良さそうな印象です。

艶消し黒の質感も個人的に気に入っています。
Posted by 健さん健さん at 2012年10月12日 04:44
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